ガンダム世界が「爆速&爆火力の無敵の機体」なぜ増えず? 「スペックそこそこでOK」化する納得のワケ

ガンダム世界ではたまにやたら高機動・高火力を持ったMSの付属兵器が登場し、MSがMAのような性能を持つときがあります。それは果たして意味があるのでしょうか?

MSにMAみたいな能力を持たせるのもダメ?

 ただ、MAではなく、MSにMA並みの大推力かつ絶大な攻撃力を有する追加装備を付けるということは、何度か試みられたことがあります。アニメ『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場する、ガンダム試作3号機「デンドロビウム」や、『ガンダムセンチネル』の「EX-Sガンダム」などです。ただ、量産されるなど広く普及することはありませんでした。

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ロボットに装備する超巨大追加装備をアピールするエンジニア(イラストレーター:ハムシマ)

 筆者(安藤昌季:乗りものライター)が、この「デンドロビウム」を最初に見たとき「4年後(0087年)に登場するガンダムMk-IIより強そう」と感じたものです。「デンドロビウム」は、超高出力のメガ・ビーム砲と宇宙巡洋艦も切断する巨大ビームサーベルを持ち、近づくMSは無数のマイクロミサイルで迎撃。敵のビーム攻撃はビームバリア(Iフィールド)で打ち消せる、圧倒的機動兵器として描かれていたからです。

 しかし、『0083』の後、ティターンズは0085年から、ガンダムの性能を単純にアップグレードしたような「ガンダムMk-II」を開発しますので、「デンドロビウム」のような「高機動・高火力」機体への評価はさほど高くなのかもしれません。

 ただ「高機動型ザクII」「ゲルググキャノン」のように「高機動・高火力」を持つMSは多数存在します。これらは派生形ではありますが、機動性や火力を若干強化した機体であるため、「基本型のみでも高機動・高火力なので、派生型は不要」とはならないようです。

 もちろん、「デンドロビウム」などのMAに匹敵する推力を持たせる兵器は、量産に向かないという大きな欠点がありますが、過度な機動・高火力タイプ機体がいらない背景としては、レーダーを超近距離以外無効とする、架空の物質である「ミノフスキー粒子」にも原因があると思われます。

【当たらないなら無誘導弾ばら撒け!】現実でやっちまった戦闘機です(写真)

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コメント

3件のコメント

  1. ニ●ニコ大百科や各種Wikiサイトでも似たような考察は取り扱っているし、最悪個人サイトやブログでも十分な内容。これをわざわざ乗り物ニュースのような媒体で取り扱う必要があるのか?本来フィクションではなく現実世界の乗り物を専門に扱うニュースサイトにおいて、公式からの真新しい情報もない、ガンダムファンの考察ブログ程度の記事をよくもぬけぬけと定期的に載せられるなと感じる。

  2. F-35AライトニングIIが13.290kgしかなかったり

    24万5000mを秒速10.9kmで行くのに2.2秒しかかからなかったり

    楽なお仕事してますね(^_^;)

  3. 考察するのは個人の勝手ですが、お金貰って書くならちゃんと調べて勉強しましょうね。

    ツッコミどころが多すぎて何書いていいか分かりませんが、書くなら宇宙世紀は全部見たほうがいいですよ。

    ゾロアットとエルメス比べたり、0083の試作機達の性能を簡単に他と比べる話はしないと思います。

    あと算数は苦手な様なので推量とかの話やめといたほうがいいと思います。

    245÷10.9はそこまで難しくないとは思うので頑張ってください。