「最強の箱型交通システム」川崎重工から出現! 陸・海・空の移動をコレ一個で!その型破りすぎるコンセプト
川崎重工グループが大阪・関西万博に出展する「ALICE SYSTEM(アリス システム)」を公開しました。このシステムは箱型のキャビンで様々な場所に移動が可能な未来のモビリティーとのこと。どういったものなのでしょうか。
シームレスに移動でき乗り換えの負担から解放される?
こうした要望を踏まえ、考えられたのがシームレスに移動できる公共手段であると同時に、ある程度くつろげる空間の確保だったそうです。そこで作られたのが客室兼取り付け式のモジュールとなる幅約3m、奥行き約2.1m、高さ約2.1mの「ALICE Cabin」です。
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このモジュールを自動運転の自動車や、電車、船、飛行機などに搭載することで、乗客は外へ出て移動することなく、乗り換えを行えます。
ただ、普通に箱型のモジュールを移動するだけでは、「荷物」と変わらないため、船や飛行機といった交通機関の利用中は、モジュールから出て景色や機(車)内サービスを楽しむことも可能という想定で、さらにモジュールを搭載する際も、乗客に負担のかかる上下への移動は極力避け、横移動だけで済むようなデザインしたとのことです。
さらにモジュール内の座席には、「コンシェルジュアーム」という、ロボットアームも用意し、飲み物の持ち運びなどの補助を行うようなシステムになっているそうで、会場ではロボットアームが動く様子も公開される予定です。
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