【空から撮った鉄道】新幹線にも“廃線”があるの…? 激レアスポット「新幹線・在来線の合流地点」
東北と九州には、軌間の異なる新幹線と在来線の合流地点があります。現役の合流地点として青森県の新中小国信号場、役目を終えた場所として熊本県の新八代駅を紹介します。
この記事の目次
・かつては寝台特急や快速「海峡」などもバンバン走っていた
・目についた高架橋の「白さ」
・博多開業までの暫定運用 その後は?
・新在合流は今後、増えるか
【画像枚数】全11点
かつては寝台特急や快速「海峡」などもバンバン走っていた
新幹線の路線どうしの分岐はJR東日本管内に集中しています。その模様は以前、こちらで紹介しました。それら以外にも合流地点は存在し、現役では青森県の新中小国信号場、廃止になったものでは熊本県の新八代駅のアプローチ線があり、双方とも新幹線と在来線連絡のための施設です。なお、武雄温泉駅での西九州新幹線と長崎本線との新在乗り換えは、すでに西九州新幹線の記事で紹介しているので割愛します。
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Writer: 吉永陽一(写真作家)
1977年、東京都生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て空撮会社へ。フリーランスとして空撮のキャリアを積む。10数年前から長年の憧れであった鉄道空撮に取り組み、2011年の初個展「空鉄(そらてつ)」を皮切りに、個展や書籍などで数々の空撮鉄道写真を発表。「空鉄」で注目を集め、鉄道空撮はライフワークとしている。空撮はもとより旅や鉄道などの紀行取材も行い、陸空で活躍。