「幻の特急」東海道本線で運転 5年前のヘッドマークで再設定 快速も1日限りで運行
JR東海が、特急「御厨号」と快速「みくりや号」を運転します。
御厨駅開業5周年にあわせて運転
JR東海は2025年2月25日、東海道本線の御厨(みくりや)駅開業5周年にあわせて、特別列車の特急「御厨号」と快速「みくりや号」を運転すると発表しました。

そもそも特急「御厨号」は、2020年3月14日の御厨駅の開業を受けて、同年3月28日の1日限定で、東海道本線の沼津~御厨間を走る予定でした。しかし新型コロナウイルス感染症の拡大により中止となっていました。
今回は、その幻の特急「御厨号」が、当時企画されていたヘッドマークを付けて静岡から運転されます。デザインは、御厨地域にある「うさぎ山」のうさぎをモチーフにしたといいます。特急「御厨号」は、静岡から御厨まで55分間、途中駅の停車はありません。また、新居町からは快速「みくりや号」も運転されます。途中、浜松と磐田に停車します。
いずれも列車は3月16日に運転。車両は373系電車3両で、全車指定席です(セミコンパートメント席は発売なし)。車内は、磐田市、ジュビロ磐田、静岡ブルーレヴズによる装飾が行われます。
当日、御厨駅前では、開業5周年イベント「BLUE STATION MIKURIYA 2025」が開催。JR東海は在来線のメンテナンスで使用する軌陸車を展示するほか、駅北口付近で子供制服の着用体験を行う予定です。
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