うちの国も入れないとヤバ…! ウクライナ戦3年 世界の目の色が変わった「勝ち組兵器」3選
開戦から丸3年が経過したウクライナ戦争ですが、そこで価値を証明し、各国から注目を集める兵器が少なくありません。評価が一転したような「勝ち組」兵器、どのようなものが挙げられるのでしょうか。
「正規戦では役立たず」を覆したトルコ製無人機 バイラクタルTB2
前にも述べたように、この戦争ではUASとドローンの有用性が実証されています。ロシアのウクライナ侵攻前、UASは対テロ戦のような、攻撃する側とされる側に能力差がある「非対称戦」では有効な兵器と見なされていましたが、両陣営が戦闘機や地対空ミサイルなどを保有する国家対国家の「正規戦」では、それほど役には立たないと考えられていました。

そこで、ウクライナが戦争の序盤に偵察や攻撃に活用し、UASが条件次第では正規戦でも役に立つと実証した「バイラクタルTB2」も、勝ち組兵器の一つと言えるでしょう。
バイラクタルTB2は、2014(平成26)年から2022年2月までの間に、開発国のトルコやウクライナなど11か国に採用されていましたが、ロシアとの戦いで有用性が実証された2022年2月以降の2年間でさらに16か国から正式に採用を獲得。日本を含めた多くの国で導入が検討されています。
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