商船三井が開発「とんでもない姿の異形船」全容あきらかに “水素を作る船”万博でついに“体験できます”

商船三井が大阪・関西万博のパビリオン出展内容を発表。かねて開発している「水素を作る船」の特大模型が登場し、水素製造を“体験”できるそうです。実際に建造される場合の大きさなどもわかりました。

どれくらい水素できるの!?

「ウインドハンターにうちわを使って風を送り、風力計で風を感知します。その風力によって、どれくらいの水素ができるのかで、流れる映像が変わる仕組みです。記憶に留める体験をしてもらいたい」

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万博パビリオンの紹介(乗りものニュース編集部撮影)。

 商船三井コーポレートコミュニケーション部の万博プロジェクトリーダー、森 裕紀さんはこう話します。小学校高学年~中学生に向けた内容だといい、会場では6人一組でうちわを仰ぐことを想定しているそうです。

 では、どれくらいの風力を送ると、どんな映像が流れるのでしょうか。

 森さんは、「本当に(ウインドハンターに)必要な風力とはリンクしていませんが」と断ったうえで、「6人が一生懸命仰げば、『世界中の街に水素が届く』、中くらいの風量なら『ある程度の都市に水素が届く』、風力が少なければ『モビリティが少し動く』」映像が流れるそうです。

実際の開発はどれだけ進んでいるのか?

 模型や映像でかねて表現しているウインドハンターは、まだこの世には存在しません。現在は、ヨットを改造した小型の水素生産船「ウインズ丸」(全長12m)で実証実験を行っている段階です。

 今年は、発電容量をアップさせたウインズ丸で水素を作り、MCHの陸揚げ、それを使うサプライチェーンの構築までを実験するといいます。

 島所長によると今後、2028~29年くらいには、全長70~80mのより大きなデモ船を作って実証を行うといいます。

 ウインドハンターの建造はそれ以降になりますが、実際の船は「全長230mくらいを想定している」というので、日本の内航フェリーよりも大きな船になります。

 ちなみに今回の万博に登場する大型模型から、船のボディの種類を変更しています。

 今回の模型は、左右同形状の船体をつないだような“双胴船”となっていて、実際の導入も双胴船で考えているそう。甲板上が重いため、単胴船だと悪天候などで転覆する可能性もあることから、より安定する船型にするといいます。

【さらに異形に!?】これが「水素を作る船」の“今”です(写真)

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