ロシア軍ついに“息切れ”か 進撃ペースが鈍化したと英国防省が指摘 今年も大きな損害被る
いつまで攻勢を続けられる?
今年のロシア軍の死傷者数は約9万人か
イギリス国防省は2025年3月5日、ウクライナへの侵攻を続けるロシア軍の死傷者数が今年だけで約9万人、累計で約87万5千人に達する可能性があるとの見解を発表しました。

同国防省によると、ウクライナ軍参謀本部が報告した2025年2月におけるロシア軍の1日平均死傷者数は1255人で、2024年8月以来では最も少ないとのこと。2月全体のロシア軍の死傷者総数は3万5140人で、2025年1月から約1万3000人の減少となったと指摘しています。
死傷者数は依然として高い水準にあるものの、減少傾向にあるのは、ロシア軍の作戦と攻撃のテンポが落ちたことを反映している可能性が高いと分析しています。
また、ロシア軍の死傷者数は2025年3月も1日平均で1000人を超えており、複数の攻勢軸で下車歩兵による攻撃が続くとの見解を示しています。
なお、イギリス国防省は2025年2月、ロシア軍がウクライナへの全面侵攻を開始して以来、少なくとも主力戦車3750両と装甲車8400両を失っているも指摘しています。
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