珍しいっ!! 日本最大級のバイク見本市で超目立っていた“全っ然知られてないイタリアメーカー”とは 実は「マシンガンの名門!?」

2025年3月末に開催された「第52回東京モーターサイクルショー」は、多くのイタリアメーカーが欠席するなか、ベネリがフルラインナップで出展していました。ただ、日本では知名度はイマイチ。どんな歴史を持つメーカーなのでしょうか。

現在の体制はイタリアと中国の分業

 ベネリ社の好調は1960年代まで続きますが、やがて日本製オートバイが台頭するようになると、その影響を受けて経営危機に陥り、実業家のアレハンドロ・デ・トマソによる買収の結果、1988年にモト・グッツィと合併してブランドは一時消滅しました。ただ、それから7年後の1995年に、新オーナーとなったアンドレア・メルローニの手によって復活。2005年に中国・吉利汽車関連会社の資本参加を受けて今日に至っています。

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「第52回東京モーターサイクルショー」のベネリブース(山崎 龍撮影)。

 現在のベネリは、イタリアでデザインと設計開発を行い、中国のQJモーターの工場で生産されています。そのラインナップは豊富で、大型バイクから125ccクラスのミニバイクまで様々な車種を生産しており、日本市場では普通二輪免許(いわゆる中免)で乗ることのできる車種を中心に展開しています。

 なかでも人気を集めているのが、374ccの空冷単気筒エンジンを搭載し、キャプトンマフラー、2連メーター、サドルタイプシートなどでビンテージ感を演出した、1950年代のスタイルを持つクラシックスタイルの「インペリアーレ400」です。ストリートでの楽しさを追求した400ccクラスのシングルエンジンのバイクは、日本メーカーでは現在ラインナップがなく、そうした意味でも希少な存在といえるでしょう。

 一方、ロングツーリングもこなせるスポーツネイキッドとして日本導入時に話題となったのが「TNT249S」です。このバイクの特徴は、低中回転域から力強さを発揮する、360度クランクを採用した249cc水冷並列2気筒エンジンにあります。

 最高出力は30馬力と控えめながらも、豊かなトルクで峠道でもスムーズに走れます。また、大柄なボディは高速安定性に優れ、積載性も良好なので「旅バイク」としても適しています。この排気量と出力ゆえに道路運送車両法では「二輪の軽自動車(軽二輪)」になるため、車検が不要で、税金など含めた維持費も安いのが特徴です。

 なお、このバイクの“妹分”には125cc単気筒エンジンを積む「125S」、キビキビ走るコンパクトスポーツの「TNT125」があります。

【担当者が明言!】これが来日予定の「レオンチーノ・ボバー400」です(画像)

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