「ひかりレールスター」だったよね…? 真っ青に激変!「ワンピース新幹線」登場 なんでこんなに青いの?

大阪万博に合わせ、山陽新幹線で「ONE PIECE新幹線」が運行されます。これに先立ち、第一編成「せとうちブルー号」が報道陣へ公開。車内外とも『ONE PIECE』の世界観であふれていました。

車内もだいぶ凝っている!

 また、車内にも工夫が凝らされています。乗降ドアの内側、車両両端にある仕切りの自動ドアには、号車ごとに異なるステッカーが貼られ、また一部箇所の洗面台には「WANTED(指名手配)」と書かれた鏡が置かれています。ここでは、自分の顔を写り込ませ写真を撮ることも可能です。また、オリジナルのヘッドカバーが全座席に使用されています。

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JR西日本 鉄道マーケティング部の竹澤 徹担当部長(2025年4月9日、皆越和也撮影)

 運行時には、TVアニメの初代オープニングテーマ『ウィーアー!』が車内チャイムとメロディに使用され、一部の駅ではルフィやチョッパーの声優による車内放送も実施するとのこと。なお、4月12日に博多駅と新大阪駅で行われる出発式では、『ウィーアー!』を歌った、きただにひろしさんも登場し、主題歌を披露するそうです。

「ONE PIECE新幹線」の運行について、JR西日本 鉄道マーケティング部の竹澤 徹担当部長は「『ONE PIECE』の世界観が旅ということを含めてマッチするのではないかということで、アプローチしました。思ったよりも青が映えて、今日は天気も良く、改めて実物を外から見てよい車両だなと思いました。青にはいろいろありますが、この車両のために瀬戸内の海の色をイメージし、ただ改めて眺めると、空の青でもあるなと思います」と話しました。なお運行は万博終了後も、しばらく継続するといいます。

 ところで、白い車体にピンクをあしらった第二編成「トニートニー・チョッパー号」は5月28日(水)から、同じく白い車体にイエローをあしらった第三編成「モンキー・D・ルフィ号」は7月2日(水)から、山陽新幹線で主に「こだま」として運行予定です。

これぞ『ONE PIECE』の世界観! 大変貌の車内を見る(写真)

Writer:

1961年熊本県人吉市生まれ。東京の編集プロダクション、出版社、PR代理店等で四半世紀ほど編集者、ライター、カメラマンなどの業務に携わり、2010年よりフリーのフォトライターに。2011年より拠点を熊本市へ移し国内外で活動中。

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