「東北を縦断する本線」が大変化！いよいよ“不通”解消へ新たに快速も登場

クロスシート車両が登場！

奥羽本線の新庄～院内間が非電化で運行再開へ

　JR東日本は、大雨による被害で運転を見合わせている奥羽本線の新庄～院内間について、2025年4月25日（金）に運行を再開します。

　奥羽本線は福島～青森間を結んでいますが、新庄～大曲間は優等列車が走っていません。このうち新庄～院内間は、2024年7月25日の大雨で土砂流入や盛土法面崩壊など、26か所で運転に支障をきたす被害が発生。復旧工事が進められてきました。

　これまで新庄～院内間は電化区間で、701系電車が使われてきましたが、運行再開にあたり、電気式気動車のGV-E400系とキハ110系が投入される予定です。

　今後、架線は順次撤去され、奥羽本線では同区間のみが非電化となります。JR東日本によると、非電化区間にすることで、今後被災した場合も早期の復旧が可能になるメリットがあるといいます。

　運転再開時のダイヤは、新庄～真室川間1.5往復（キハ110系で運転）、新庄～院内間7往復（GV-E400系で運転）。そのうち1.5往復が快速列車となる予定です。下り秋田方面は横堀、上り新庄方面は院内で、同一ホームによる乗り継ぎができるようになります。