ここは最寄り駅ではありません! “大阪万博”会場と間違え続出!? 似た駅名に注意
万博記念公園が公式サイトで、大阪・関西万博の会場と間違えて来る人が大変多くいると注意喚起しています。こちらは1970年の大阪万博の会場であり、現行の大阪・関西万博は夢洲で開催されています。
大阪・関西万博の会場は夢洲
万博記念公園が2025年4月30日(水)、公式サイトで以下の通り注意を呼び掛けています。
当公園に「大阪・関西万博」会場と間違えて来られるお客様が大変多くなっています。
2025年大阪・関西万博(EXPO 2025 OSAKA, KANSAI)は、大阪市此花区・夢洲(ゆめしま)にて開催されています。お間違えのないよう、十分にご確認ください。

10月13日(月)までの日程で開催中の大阪・関西万博は、最寄り駅は大阪メトロ中央線の夢洲駅です。一方の万博記念公園は大阪府吹田市内にあり、最寄り駅は大阪モノレールの万博記念公園駅など。両者は場所がまるで異なります。
そもそも万博記念公園は、1970(昭和45)年に開催された大阪万博の跡地に作られた公園です。万博記念公園~夢洲間を鉄道で移動する場合、北大阪急行線などを乗り継いで60分ほどかかります。
駅名などが似ていて混同してしまい、本来の目的地とは異なる場所へ到着してしまったという声はしばしば聞かれます。過去にはアイドルグループのメンバーが「青海」と「青梅」を間違え、ライブに遅刻したことも。青海(東京都江東区)は新交通ゆりかもめの、青梅(同・青梅市)はJR青梅線の駅です。両駅の移動には最低でも2回の乗り換えを必要とし、最短でも2時間弱かかります。ちなみにこのメンバーが目指していたのは青海駅でした。
同様のライブ会場絡みでは、「新高島」と「新高島平」を間違えた例もありました。新高島駅(横浜市西区)は横浜高速鉄道みなとみらい線に、新高島平駅(東京都板橋区)は都営三田線にあり、両駅の移動には約90分かかります。
ちなみに万博記念公園駅は、茨城県つくば市のつくばエクスプレス線にもあります。移動の際は、思い込みを防ぐ意味でもいきなり地図アプリへ目的地を入力するのではなく、公式サイトのアクセス方法を見た方が確実でしょう。
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