わたしは今どこ!? 「梅田ダンジョン」迷ったときの“一発攻略法” 日本最大級の鉄道駅迷宮
大阪駅を擁する梅田エリア。その地下には様々な商業施設が連なる巨大な地下街が広がり、鉄道各線の改札口や周辺ビルの地下階モールへと続く通路も複雑に入り組んでいます。そのため、「今どこにいるの?」と戸惑う人が後を絶ちません。
7駅が集結しているのに、駅名はバラバラ!?
現在開催中の「大阪・関西万博」で盛り上がる大阪の街には、全国各地から多くの来訪客が集まっています。初めて大阪に訪れた人たちの間で話題に上がるのが、大阪駅を中心とした梅田エリアの地下街のわかりにくさです。

ときに「梅田ダンジョン」とも呼ばれるこの地下街。そのわかりにくさの要因は、広大な規模に加え、複数の鉄道駅が同じエリアにありながらそれぞれ名称が異なることにあるようです。
では、大阪初心者はこの梅田の地下街をどう“攻略”すればいいのでしょうか。ここでは「梅田で迷わないための方法」について考察したいと思います。なお初心者でもイメージしやすいよう、細かい通路については省略して説明します。
まず必要なのは、全体像の把握です。このエリアにはJR西日本の「大阪駅」と「北新地駅」、阪急電鉄の「大阪梅田駅」、阪神電鉄の「大阪梅田駅」、大阪メトロ御堂筋線の「梅田駅」、四つ橋線の「西梅田駅」、谷町線の「東梅田駅」の7つの駅があります。
7駅の位置関係を把握するには「ロ」の字を思い浮かべてみましょう。「ロ」の上辺が阪神の大阪梅田駅、左辺が西梅田駅、下辺が北新地駅、右辺が東梅田駅と考えてください。
この「ロ」の上に、横棒に縦棒2本を加えた「_||」という図形を重ねます。この図形で、横棒が大阪駅、縦線2本の左側が梅田駅、右側が阪急の大阪梅田駅に対応します。
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