世界初公開! 老舗UAV企業の「最新無人戦闘機」ライバル機との比較写真も 初飛行は?
空軍トップは無人戦闘機について「コスパ優秀」と断言!
米空軍トップが公式SNSで披露
アメリカ空軍トップのデビッド・アルヴィン参謀総長は2025年5月19日、自身の公式Xにおいて最新鋭機YFQ-42Aを公開しました。

YFQ-42Aは、前線で有人戦闘機と行動を共にしながら空対空ミサイルの運搬や発射ができる無人戦闘機で、自律飛行能力を有し、有人機や別の無人機と連携して空戦することも想定されています。
手がけたのは、アメリカ空軍をはじめ世界各国の軍にさまざまな無人機を提供しているゼネラル・アトミクス(GA-ASI)で、「共同交戦航空機(Collaborative Combat Aircraft:CCA)」として開発されました。CCAプログラムは、有人戦闘機と無人機が協力して戦いに勝利するための新たな戦術を確立することを目的としています。
CCAプログラムではYFQ-42AとともにYFQ-44Aも開発中で、こちらは2017年に設立された新進気鋭の防衛企業アンドゥリルが設計しています。
ちなみに、両機の名称は航空機の命名規則に基づいたもので、「Y」はプロトタイプ、「F」は戦闘機、「Q」は無人機を意味しています。ゆえに、これらの機体が制式採用されたら、頭の「Y」がなくなり、FQ-42およびFQ-44になると推察されます
デビッド・アルヴィン空軍参謀総長はこのたび投稿したXにおいて、YFQ-42AやアYFQ-44Aなどを「費用対効果に優れた」戦闘機であることから、これら無人戦闘機が敵に警告を発するのは間違いないと明言しています。
なお、製造元のGA-ASIによると、YFQ-42Aの飛行試験は数か月以内に開始される予定とのこと。アンドゥリルが手がけるYFQ-44Aも同様のスケジュールで予定しているとすでに発表されていることから、両機とも早ければ2025年中に初飛行すると思われます。
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