南アジア初!「インドの敵国」が“激安”で最新ステルス戦闘機を入手!? 大量調達&運用開始まもなく
インドだけじゃなくアメリカにとっても気になるハズ。
愛称は「シロハヤブサ」で
パキスタン空軍は2025年5月23日、公式Xにおいてステルス戦闘機J-35Aの初号機を受領し、自軍パイロットの手による初飛行にも成功したと発表しました。

J-35は、中国が独自開発したステルス戦闘機です。アメリカ製のF-22「ラプター」やF-35「ライトニングII」などと同世代の、いわゆる第5世代戦闘機に分類される軍用機で、中国初の第5世代戦闘機となったJ-20(殲20)と比べて小型なのが特徴です。
形状もJ-20が主翼の前方に小翼(カナード)を装備し、水平尾翼のないデザインであったのに対し、J-35はアメリカ製のF-35A「ライトニングII」によく似た水平尾翼を有するオーソドックスな形にまとめられています。
パキスタンは、国境を接するインドとカシミール地方の帰属をめぐって領有権問題を抱えており、戦闘機の数的劣勢を補うために早い段階での第5世代戦闘機の配備・運用を望んでいました。
パキスタン空軍は前日22日に、J-35Aの第1バッチ機は早ければ2025年8月に納入予定だと発表していました。
今回の初飛行の発表はこれに続くもので、併せてJ-35Aに「ギルファルコン(日本語でシロハヤブサ)」という愛称を付けていることも明らかにしました。
なお、外国メディアによると、中国はパキスタンに対してJ-35Aを約半額という大幅割引で納入しようとしているそうで、パキスタン向けの第1バッチの機数は30機だといいます。これと並行して、現在、中国ではJ-35Aに関するパキスタンのパイロット教育も進められているといいます。
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