「秘密バラしちゃった!?」空軍が公式発表していなかった墜落情報 射出座席メーカーから漏れる
隠蔽していた?
パキスタン空軍が発表していなかった事故情報を公開!
戦闘機用の射出座席で世界的大手のマーチン・ベイカーは2024年6月11日、自社の射出座席がJF-17「サンダー」に乗っていたパイロットを救ったと公式X(旧:Twitter)に投稿し、これが話題となっています。
今回墜落したJF-17はパキスタン空軍のもので、事故は6月5日に発生しました。マーチン・ベイカーのXは「パキスタン空軍JF-17ブロック2がジャン地区付近で墜落した。パイロットはマーティン・ベイカーPK16LEシートを使用して脱出に成功した」と投稿しています。
当初、SNSでは墜落直後に助けられるパイロットの動画などが公開されていたものの、パキスタン国防省及び空軍は同機が墜落したという公式発表をしておらず、マーチン・ベイカーがXで投稿したのが初の公式での発表となりました。
そのため一部では、事故を隠すためにパキスタン国防省が報道規制を行っていたのではという疑念もあったようで、マーチン・ベイカー公式Xの投稿には、「空軍は墜落事故を隠し続けている」「この墜落に関して何も声明を発表しなかったパキスタン空軍は残念だ」「マーチン・ベイカーはPAFが常にクラッシュを隠すため、PAFの公式スポークスマンとなった」といった反応がみられました。
JF-17はパキスタンと中国の成都航空機工業公司が共同開発した機体で、今回で同機が墜落したのは5回目となります。
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