新幹線の「ツノ」何のため? 車両によっては「見えないツノ」も

新幹線の先頭車両からはえている「ツノ」、「なんだろう?」と思ったことはないでしょうか。新幹線車両をりりしく、かっこよくしているようにも見えますが、もちろん、目的があります。ただ車両によって、さまざまな「生え方」があるようです。

目的は「かっこよさ」……ではなく

 新幹線の先頭車両からはえている「ツノ」に、「なんだろう?」と思ったこと、ないでしょうか。「かっこよさ」を考えてなのだろうか、高速走行に関係があるのだろうか、いろいろな理由を想像したかもしれません。

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新幹線車両の先頭にはえている「ツノ」。奥から0系、100系、300系、300系のもの。名古屋市の「リニア・鉄道館」にて(2011年10月、恵 知仁撮影)。

 もちろんこの「ツノ」には、目的があります。「静電アンテナ」「検電アンテナ」と呼ばれるもので、架線に流れている電気の電圧を検知するための部品です。「架線」とは、電車に電気を供給するため、線路の上空に張られている電線のこと。新幹線の架線には、電圧2万5000ボルトの交流電気が流れています。

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N700系(N700A)の「静電アンテナ」は、両先頭車両の後部屋根上にある(2015年3月、恵 知仁撮影)。

 この「静電アンテナ」、無線のアンテナとしても使われることがあり、新幹線の各車両形式が搭載していますが、実は、その場所や形はさまざまです。

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コメント

3件のコメント

  1. アンテナだとは判っていたものの、やっぱり第一印象としては「速さの象徴」ってデザイン性と思ってしまっていた。

  2. あら、意外と大きいね。

  3. これ気になっていて、何年か前に知恵袋で質問しました。