「五十日は混む」は都市伝説 法則がある首都高の渋滞、うまく走るには

「お盆」といえば「渋滞」がつきものですが、首都高では、一般的な高速道路とは異なる現れ方をします。また「五十日は混む」ともいわれますが、首都高の渋滞には一定の“法則”が存在。首都高を走る機会がある人なら、知っておいて損はないでしょう。

NEXCOの高速道路と首都高で異なる渋滞傾向

 まもなくお盆。お盆といえば、恒例の帰省渋滞が待っていますね。

 今年、2016年はカレンダーの並びが微妙です。企業によって、8月6日(土)から16日(火)まで11連休のところもあれば、6日(土)から14日(日)まで、あるいは新たに祝日(海の日)になった11日(木・祝)から16日(火)までなど、さまざまなパターンが存在するため、渋滞も分散型になることが予想されています。

 ただ、穏やかな景気回復や海外でのテロ頻発などにより、国内旅行は増加傾向です。旅行には出るけれど、国内で節約して……というのが最大公約数でしょうか。となると「家族でクルマ」は移動手段として最も安上がり。渋滞のピークは下りが12日(土)、上りが13日(日)と予想されていますが、今年は渋滞がダラダラと長く続く傾向が強くなるでしょう。

 一方、首都高の渋滞はというと、NEXCOの高速道路とはまったく違う動きを見せます。

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首都高が発表している2016年7月から12月までの「渋滞予想カレンダー」(画像出典:首都高速道路)。

 首都高は業務での利用が8割近くを占めるため、お盆の時期はすくのが通例です。「首都高渋滞予想カレンダー」によると14、15、16日の3日間は渋滞が「少ない」に分類されています。ただしこの期間は、「東京ディズニーリゾート」や「横浜みなとみらい21」などのレジャー施設近辺では出口ランプを先頭に渋滞しやすいので、注意が必要です。

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コメント

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2件のコメント

  1. 8/11は海の日ではなく山の日では

  2. これは関東限定の現象ですね。
    関西なら五十日を抜きにして交通事情は語れません。