東武電車が「100年前のぶどう色」に! 当時の客車色に塗装変更 東上線全通100周年で7月から
東武東上線全線開通100周年を記念して、8000型電車が当時の客車の色に変わります。
8000型1編成をぶどう色に
東武鉄道は2025年6月6日、東上線が全線開通100周年を迎えることを記念し、8000型電車1編成を100年前の客車のぶどう色に塗装すると発表しました。

東上線は、東京の池袋駅と埼玉の寄居駅を結んでいます。前身の東上鉄道が東京から上州(群馬)を目指し、1925年7月10日に小川町~寄居間を開通させて今年で100年です。
これを記念し、小川町~寄居間で主に使われている8000型を、1925年当時の客車の「ぶどう色1号」に塗装変更します。使用編成は、2014年の東上線開業100周年の時に往年の「セイジクリーム」色とした81111編成4両です。
東武によると今回の「ぶどう色1号」は100年前の正確な記録がないため、文献などを参考にしてイメージした色になるといいます。運行期間は7月13日(日)から当分の間です。
運行初日には、車両撮影会に参加できる記念ツアーを開催。さらに東上線6駅を巡るスタンプラリーや、東上線新旧車両の連結アクリルチャームのトイカプセル、東上線全線開通100周年記念乗車券の発売も計画しています。
これらの企画に合わせて、東上線と越生線が1日乗り放題のフリー乗車券(大人1500円、小児100円)も夏休み期間にあわせて発売する予定です。
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