お尻で発着する「自衛隊の新型UAV」日本企業がサポートへ「今後は警察や消防、海上保安庁にも」

今後10年で12隻建造する計画の自衛艦に搭載するUAVです。

新型ドローンの国内支援はNIPPIが担当

 パリ郊外のル・ブルジェ空港で開催されているパリエアショー(パリ国際航空宇宙ショー)で、日本の航空機専門メーカーであるNIPPI(日本飛行機株式会社)が2025年6月16日、海上自衛隊向けの新たな小型無人機「V-BAT」について、米国メーカーと国内の運用支援に関して提携すると発表。自社ブースにおいて、それに関連した展示も行われました。

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防衛省が公開した哨戒艦のイメージ。「V-BAT」は同艦に搭載の予定(画像:防衛省)。

 V-BATは、アメリカのシールドAIが開発したVTOL(垂直離着陸機)無人機で、狭小スペースでの発着が可能なことから、新造される「1900トン型哨戒艦」に搭載が計画されています。

 すでに、シールドAIとNIPPIはMOU(基本合意書)を結んでいて、NIPPIは日本国内でのV-BATの整備補給だけでなく、操作員の教育など技術支援なども担うといいます。

 NIPPIは神奈川県の横浜市と、同県中央部にある厚木飛行場にそれぞれ拠点を設けていますが、V-BATの関連業務については拠点をどこにするかは未定とのことです。なお、同社では海上自衛隊以外の国内潜在顧客に対するV-BATのサポートも提案中であり、今後は警察、消防、海上保安庁などといった、自衛隊以外の公的機関などが、この機体を導入する可能性も視野に入れているようです。

【画像】これがV-BATの飛び方です

Writer:

雑誌編集者を経て現在はフリーのライター・カメラマンとして活躍。最近のおもな活動は国内外の軍事関係で、海外軍事系イベントや国内の自衛隊を精力的に取材。雑誌への記事寄稿やDVDでドキュメンタリー映像作品を発表している。 公式:https://twitter.com/wolfwork_info

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