「1番」ではなく「0番」から始まるホームの謎 「0A」「0B」がある駅も

では「0番」とはいったい? 少し変わった呼び方も

 そうした一定の法則があるなか、「0番のりば」はどのような経緯で生まれたのでしょうか。

「0番」が登場する理由として多いのが、1番のりばより駅長室(駅舎)側にのりばを増やした場合です。熊本駅がこれに当てはまりますが、この駅の場合、それがさらに“発展”。鹿児島本線下りや豊肥本線、三角線の列車が発着するのりばは単に「0」ではなく、「0A」(0番Aのりば)と「0B」になっています。

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米子駅の「0(霊)番のりば」を発着する境線の列車(2009年10月、恵 知仁撮影)。

 鳥取県には、少し変わったケースも。米子駅の境線が発着する0番のりばは、「霊番のりば」とも呼ばれています。境線の終点、境港が『ゲゲゲの鬼太郎』『のんのんばあとオレ』などの作品で知られる漫画家、水木しげるさんの出身地であることにちなんだものです。

【了】

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コメント

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4件のコメント

  1. 0番ホーム代表は京都駅

  2. 0番ホーム貴重

  3. 東京メトロ唯一の0番線がある綾瀬駅は、本線と支線が直通するようになるとどうなるのだろうか?

  4. 0番線、0番ホーム。昔は名古屋や金沢にもありましたよ。
    名古屋では民営化ごに0番・1番ホームを1番・2番ホームに変えた。
    金沢は0Aと0Bがあったからね。
    ただ、駅を新しくしたりして1番からふりなおしたし。
    金沢は更に新幹線ホームが1番線より東側にできたから、新幹線の方を11~14の10番台にしてるね。