【空から撮った鉄道】線路わきに地下5階の「大穴」出現 空から見た巨大ターミナル「新宿」の“今だけの姿”
東京都心のターミナル駅再開発事業の最たるものは渋谷駅、品川駅、新宿駅です。上空から定点観測していると工事の進捗状況と駅の変化が見えてきます。今回はこのうち、新宿駅を紹介します。
この記事の目次
・2046年度まで続く大規模再開発
・百貨店の跡地に「大穴」出現
【画像枚数】全7点
2046年度まで続く大規模再開発
私は一年に何度か、東京の渋谷をメインとして品川・高輪地区、東京、新宿の駅再開発状況を空撮しています。何度も同じ再開発地点を空撮することで、鉄道と駅と街のつながりと移り変わりが積み重なっていき、将来的にはひとつの鉄道の記録が作り上げられます。現在はその過程です。
2025年の上半期撮影は、6月に実施しました。ルーチンワークの空撮では渋谷~品川~東京~新宿と巡っていきますが、今回は他の撮影案件の関係もあって渋谷~新宿~品川となり、東京駅周辺はひとまず落ち着いているためにパスしました。

早速上空から見ていきましょう。今回は新宿を取り上げます。新宿駅は2046年度の完成を目指し、駅と周辺の再開発が進行中で、一連の事業は「新宿グランドターミナル」と名付けられています。
事業計画では、東西の駅前広場の再整備、東西を結ぶ自由通路デッキ、小田急百貨店と京王百貨店の建て替え、甲州街道を挟んだ南側に高層ビルの建設と、多岐にわたります。
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Writer: 吉永陽一(写真作家)
1977年、東京都生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て空撮会社へ。フリーランスとして空撮のキャリアを積む。10数年前から長年の憧れであった鉄道空撮に取り組み、2011年の初個展「空鉄(そらてつ)」を皮切りに、個展や書籍などで数々の空撮鉄道写真を発表。「空鉄」で注目を集め、鉄道空撮はライフワークとしている。空撮はもとより旅や鉄道などの紀行取材も行い、陸空で活躍。日本写真家協会(JPS)正会員、日本鉄道写真作家協会(JRPS)会員。