イージス艦「アーレイ・バーク」由来ナニ? ガチ嫌日→「海上自衛隊」創設に奔走した人物 その生涯がスゴい

アメリカ海軍のイージス駆逐艦「アーレイ・バーク」の艦名の由来となった人名をご存知でしょうか。実は日本の海上自衛隊創設に尽力した人物でもあります。

31ノットバークと呼ばれるように

 南太平洋戦域に進出したバークは、駆逐戦隊の司令として活躍。ブーゲンビル島上陸作戦の支援や、セントジョージ岬沖海戦など、数多くの戦闘に参加し、日本海軍の巡洋艦や駆逐艦などを数多く撃破しています。

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大戦中のアーレイ・バーク(画像:アメリカ海軍)

 このころのバークは、駆逐艦隊内で故障した艦に速度を合わせるため、「ただ今31ノットで急行中」という言葉を打電したことをきっかけに、「31ノットバーク」というあだ名が付けられました。

 元々は彼とその艦隊を揶揄したネタ的なあだ名でしたが、その後の太平洋での活躍で、彼の前線での勇敢さを表現する尊敬を込めた異名に変化していきます。

 第二次世界大戦終結後、朝鮮戦争が勃発するとバークは極東海軍参謀副長として日本に派遣され、巡洋艦隊を指揮しました。1955年には海軍作戦部長に就任し、少将からいきなり大将に昇進するという大躍進も遂げています。この海軍作戦部長を6年もの長きにわたって勤め上げたのはアメリカ海軍史上、バークただ一人です。

 そしてバークは、若いころは嫌日家として有名でした。あからさまに日本人を侮蔑するような言葉を公の場で発し、日本人を嫌っていたといいます。それは、1941年の日本による真珠湾攻撃が原因でした。真珠湾攻撃により、それまで5年間勤務した戦艦「アリゾナ」が沈没してしまったことが、バークに「日本憎し」の心を芽生えさせたのだといいます。第二次世界大戦時の南太平洋での活躍も、そうした心から生まれたものだったのでしょう。

【墓標に描かれた“分身”】これが、ひと目でわかるアーレイ・バーク功績です(画像)

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