日英の「主力戦闘機」が上空で並んだ! 空自「史上初の長距離飛行」で珍しい光景が実現

航空自衛隊の「北米・欧州親善訪問」の一環として、日英の主力戦闘機による編隊飛行が実現しました。

貴重な瞬間を捉えた画像が公開

 イギリス空軍は2025年9月20日、同国のユーロファイター「タイフーン」戦闘機と航空自衛隊のF-15戦闘機が編隊飛行を行う様子を捉えた画像を公開しました。

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経由地のアラスカに到着した航空自衛隊のF-15戦闘機(画像:航空自衛隊)

 航空自衛隊は、9月14日(日)から10月1日(水)まで実施予定の「北米・欧州親善訪問(Atlantic Eagles)」の一環として、初めて欧州にF-15などの航空機を派遣しています。これらはアメリカのアイルソン空軍基地、カナダのグースベイ空軍基地を経由し、英本土のコニングスビー空軍基地に到着しました。

 9月22日には、航空幕僚長の森田雄博空将がコニングスビー空軍基地を訪問し、日英の空軍種間の関係深化を歓迎する声明を発表しています。また、F-15を派遣した航空自衛隊の第201飛行隊と、イギリス空軍の第3飛行隊との姉妹飛行隊交流などが行われました。

 なお、今回の北米・欧州親善訪問で派遣されているのは、第2航空団(千歳基地)のF-15戦闘機4機、第1輸送航空隊(小牧基地)のKC-767空中給油・輸送機1機、第2輸送航空隊(入間)のC-2輸送機1機、そして第3輸送航空隊(美保)からC-2輸送機とKC-46A空中給油・輸送機が各1機(計2機)の総計8機、人員約180名です。

 

【画像】これが日英の「主力戦闘機」が上空で並んだ瞬間です

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