山手線全車設置の「ビーコン」活用したサービス、提供開始 ゲームアプリへの活用も
山手線の全車両に設置されている特殊音波を発する装置「山手線ビーコン」。これを活用したサービスが2016年11月から始まりました。
アプリの開発コンテストも開催
JR東日本とNTTドコモは2016年11月1日(火)、山手線車内に設置している「音波ビーコン」(山手線ビーコン)を活用した「山手線チェックイン」サービスの提供を始めました。
山手線の全車両には、人には聞こえない特殊な高周波音を発信する装置「音波ビーコン」が設置されています。ここから発信された信号はスマートフォンなどの端末がキャッチし、アプリを通じて乗車中の列車走行位置や混雑度といった情報の提供に使われています。
JR東日本とNTTドコモは、このシステムを使った「山手線チェックイン」サービスを、11月1日(火)から企業に提供。先行事例として、ゲームアプリにおいて山手線全29駅にちなんだアイテムを車内の利用者に配信するサービスが12月から行われる予定です。
また、「山手線ビーコンを使ったアイデア・アプリコンテスト」も開催。「アイデア部門」と、法人を対象とした「アプリ部門」の2部門が設けられます。JR東日本とNTTドコモは、「上位入賞チームには、商用環境でテストマーケティングを行う権利を提供し、多様なサービスの創出を推進していく」としています。
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