丸ノ内線支線の「駅ナンバリング」変更 自動放送に発音上の区別 東京メトロ

東京メトロが丸ノ内線支線3駅の「駅ナンバリング」を変更します。理由は「自動放送による発音上の区別をつけるため」。どのように変わるのでしょうか。

表記だけでなく、車内放送にも配慮

 東京メトロは2016年11月4日(金)、丸ノ内線の支線(中野坂上~方南町)に位置する中野新橋、中野富士見町(いずれも東京都中野区)、方南町(同・杉並区)の3駅に付けている「駅ナンバリング」を変更すると発表しました。

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支線3駅の「駅ナンバリング」変更後の路線図(画像出典:東京メトロ)。

 現在、丸ノ内線の路線記号は、本線がアルファベットの大文字「M」、支線が小文字の「m」ですが、車内の自動放送で発音上の区別をつけるため、支線3駅はそれぞれ以下のように変更されます。

・中野新橋駅:現在「m05」→変更後「Mb05」
・中野富士見町駅:「m04」→「Mb04」
・方南町駅:「m03」→「Mb03」

「Mb」の発音は「エムビー」で、「b」は分岐線を意味する「branch line」の頭文字です。今回の変更について東京メトロは「訪日外国人旅行者の利便性向上を図るため」としています。駅などの案内サイン、丸ノ内線車内のディスプレイや自動放送は2016年11月中旬から、自動券売機は2017年2月から順次変更される予定です。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. 丸ノ内線については支線を小文字で処理したわけだが、これが問題なのは一目でわかる。むしろ南西終端駅を1番とした現行方式ではなく、東京メトロの場合A線B線、つまり、建設自体の起点・終点で起点を1番駅として処理で行うべきでだと思うし、路線名のS・ZやI・O(1・0)処理をしなかった作り方が本来のバリアフリーをいう視点でも疑問がある。少なくとも丸ノ内線については池袋駅起点で付番しなおして、方南町支線は30番足して付番するなどしないと分かりやすいのではないか。