電車つり革「○」「△」どちらが多い? 採用分布に「地域差」も

「○」と「△」の2種類に大きく分けられる、つり革のつり手。どちらを採用するかは、地域差があるようです。またそれぞれ、どのようなメリットがあるのでしょうか。

「握りやすさ」だけじゃない 選ばれるポイントとは?

「○」「△」の違いは、形だけではありません。「○」のつり手は、輪にしたベルトの先に取り付けられ、線路のレールと平行になります。一方、「△」はつり手上端の取り付け部分でベルトとつながり、枕木方向(レールと直角)に取り付けることが可能。水平な「△」の下辺部分を、窓と向かい合って立った人が、4本の指に力をかけて握ることができます。

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三上化工材のカタログにあるつり手の標準品例。「○」にも幅や大きさが異なるものがある(画像出典:三上化工材)。

 関東のつり手部材メーカーは、「『△』のほうが握りやすいという声がある」といい、関西の三上化工材は「『△』は、密集して取り付けた際に、つり手どうしが衝突しにくい」などのメリットも説明。つり手がレールと平行になる「○」は直径分の幅がありますが、枕木方向になる「△」は幅が抑えられます。

 一方の「◯」。握る箇所が湾曲しており、「△」と比べると握ったときの安定感は劣るものの、「とっさにつかみやすく、顔や頭に当たったとき三角形や五角形に比べて衝撃が少ない」(三上化工材)そうです。「輪を回せるので、直近の人がつかんでいなかったところをつかむことができる」(関東のつり手部材メーカー)など、乗客にとっての“自由度”は「△」よりも高いといえます。

「○」と「△」、それぞれにある特長。また鉄道事業者によってデザインへの考え方も違うことから、両メーカーとも「採用の決め手は一概にはいえない」そうです。

【了】

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コメント

2件のコメント

  1. ○に限る!!

    △は角が頭に当たったとき、けっこう痛い。

    関西に行ったとき、ほぼ○だけなのは良い。

  2. 西日本の車両のほうが車内がすっきりして見えますね。

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