60機以上“謎の気球”相次ぎ飛来し空港閉鎖! 背後にロシア関与の見方に「次は撃墜する」と対抗姿勢 リトアニア

リトアニア政府は2025年10月27日、領空に侵入した不審な気球に対しての撃墜を承認したと発表しました。

首都近郊の空港が一時閉鎖になる事態に

 リトアニア政府は2025年10月27日、領空に侵入した不審な気球に対しての撃墜を承認したと発表しました。

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対空ミサイルを発射するリトアニア軍のNASAMS(ナサムス)中高度防空ミサイルシステム(画像:リトアニア軍)

 これらの気球はベラルーシ方面から飛来しているもので、10月25日には最大66個が確認され、首都ビリニュス中南部にあるカウナス国際空港が一時閉鎖に追い込まれました。

 気球にはタバコなどの密輸品が積まれていたとみられます。インガ・ルギニエネ首相は、これをインフラや経済活動を非対称的な手法で妨害する「ハイブリッド攻撃」だと非難し、「撃墜も辞さない」と強調しました。

 またリトアニア政府は、NATO条約第4条に基づく協議の要請を検討しているとしています。直接的にはベラルーシから飛来した気球とされていますが、ベラルーシ当局が関係者を拘束していないことから、政府関与の可能性を排除できないためです。

 さらに、NATOとロシアの間で緊張が続く中で発生した新たな領空侵犯として、ロシアと友好関係にあるベラルーシが意図的な挑発行為として気球を飛ばした可能性も指摘されています。

 なお、これらの気球は小型ながら最大で約50kgの重量を運搬できるとされており、旅客機などが利用する空域に侵入した場合には重大な事故につながるおそれがあると警戒されています。

【画像】厳戒態勢! カウナス国際空港に配備される対空ミサイル

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