中京圏屈指の渋滞区間ついに「スイスイ化」!? 名神「一宮」下りも22日に“3車線化” ちょっと前倒しで実現!

名神高速下りの一宮IC→一宮JCT間が、2025年11月22日から3車線化します。2024年の上り線に続き、下り線も付加車線の供用が始まります。

名神「一宮」が改善

 NEXCO中日本は2025年11月20日、名神高速下りの一宮IC→一宮JCT間2.7kmが22日(土)4時から3車線化すると発表しました。2024年の上り線に続き、下り線も付加車線の供用が始まります。

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2024年9月に3車線化された名神高速上りの一宮JCT→一宮IC間。路肩などが狭いが流れはスムーズに(乗りものニュース編集部撮影)

 同区間は名神を通過する交通に、一宮ICで接続する名古屋高速と、一宮JCTで接続する東海北陸道(岐阜方面)の交通が加わるため、中京圏屈指の渋滞ポイントとなっています。2024年には上下線あわせて年間およそ1100回もの渋滞が発生しています。

 そのため渋滞緩和を目指し、既存の車線や路肩の幅を狭めながら片側3車線化する工事に着手。上り線は一足早く2024年9月7日に3車線化し、渋滞件数は約40%減、最大渋滞長は約30%減、平日ピーク時の通過時間は最大約80%短縮という大きな効果を上げています。

 そして下り線も、22日(土)朝4時に3車線化する予定です。この区間は1車線の幅が通常より0.35m狭い3.25mになります。路肩も狭くなるため、非常駐車帯が約500m間隔で設けられます。

 NEXCO中日本は、この付加車線設置により、渋滞減少や通過時間短縮、そして一宮ICの合流がスムーズになることも期待されるとしています。当初は11月29日までの予定の名神集中工事後の供用予定としていましたが、この区間については集中工事が若干前倒しで終わる見込みとなり、それに合わせて供用日時を決定したということです。

【劇的!】これが名神「一宮」拡幅の効果です(地図/写真)

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