東京駅の「丸の内駅前広場」、完成時期繰り下げへ ただし歩行者空間は先行オープン
JR東日本が東京駅前で整備を進めている「丸の内駅前広場」。2017年春を目指してこの広場の工事が進められてきましたが、完成時期が繰り下がります。ただし中央の歩行者空間は2017年5月末に完成する予定です。
丸の内駅舎に続き整備中の駅前広場
JR東日本は2016年12月8日(木)、東京駅西側で工事を進めている「丸の内駅前広場」の完成予定時期を、当初の2017年春から同年冬に変更すると発表しました。
地中埋設物の処理に伴う工法変更などを行ったことにより、予定が繰り下がるとのこと。なお、広場中央部の歩行者空間「丸の内中央広場」は、2017年5月末にいち早くオープンする予定です。
JR東日本によると、「2012年10月に保存・復原が完成した丸の内駅舎(重要文化財)とともに、歴史と文化が感じられる丸の内地区の象徴空間、日本を代表する都市景観を創出すべく」、2014年8月から「丸の内駅前広場」の整備に着手。それまであった駅前ロータリーは南北2か所に分割され、そのあいだの中央には、歩行者用の「丸の内中央広場」が整備される計画です。
【了】
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