「蓄電池電車」JRで続々 ディーゼルカーに代わり 2017年3月ダイヤ改正

JRグループが2017年3月ダイヤ改正の概要を発表。ローカル線でディーゼルカーに代わる新しい車両として「蓄電池電車」の導入、増備が進められます。

2路線では全車両置き換え 男鹿線にも導入

 2016年12月16日(金)、JRグループが2017年3月4日(土)に実施するダイヤ改正の概要を発表。各地の非電化ローカル線で、ディーゼルカーに代わる「蓄電池電車」を導入、増備することがわかりました。

 JR東日本では、栃木県を走る烏山線に直流の蓄電池電車「ACCUM」(EV-E301系電車)3編成を増備。これにより烏山線の全車両がディーゼルカーから「ACCUM」に置き換わります。

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JR東日本が導入、増備するふたつの蓄電池電車「ACCUM」。上が烏山線のEV-E301系、下が男鹿線のEV-E801系(写真出典:JR東日本)。

 また、秋田県を走る男鹿線でも、交流の「ACCUM」(EV-E801系電車)を1編成導入。秋田駅と男鹿駅(秋田県男鹿市)のあいだで1日2往復運転します。なお、運転開始日については別途発表されます。

 愛称の「ACCUM」は、JR東日本によると蓄電池を意味する「accumulator(アキュムレーター)」に由来。電化区間では通常の電車と同じように架線(線路上の電線)から電気を取り入れて走ると同時に蓄電池を充電し、架線のない非電化区間では蓄電池の電力で走ります。

 JR九州も、筑豊本線の若松~折尾間(若松線)を走るすべての車両を、蓄電池電車「DENCHA」(819系電車)に置き換えます。直方~博多間の一部列車も「DENCHA」で運転される計画です。

【了】

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コメント

8件のコメント

  1. 東日本のEV-E801は、九州のDENCHAがベースですから、「九州も」の記事は間違いですね。

    • 東日本を基準にして「烏山線」 EV-E301 に対しては 819 「九州も」ですね。
      でも九州の 819 を改造して EV-E801 を造ってますので、
      『秋田県を走る男鹿線でも、交流の「ACCUM」(EV-E801系電車)を1編成導入。』

      『秋田県を走る男鹿線でも 「 九州の 819 を寒冷地に対応させた 」 交流の  「ACCUM」(EV-E801系電車)を1編成導入。』
      とでも書いてあれば良かったのでしょう。

  2. 長距離では走行できないのかしら?
    例えば、八高線を高崎から八王子まで直通が有ったら良いかな?と(個人的に)。

    • 八高線は全長92㎞ほどなので可能では・・・・。八王子~高麗川間はすでに電化されていますし、高麗川~倉賀野間の非電化区間もそんなに長距離ではなさそうなので電化区間でフル充電すれば可能だと思います。あとは万が一の為、非電化区間内の主要駅(八高線なら越生・小川町・寄居駅など)構内だけ電化させたら可能では・・・・。

    • 可能だとは思いますが、今のJR東日本はわざわざ蓄電池電車を製造して、本来の運行区間外まで持っていくとは到底思えません。
      需要面で必要なら、キハ110系統でとっくにやってます。

  3. JR男鹿線などに蓄電池電車が導入されるのはいいと思います。またJRのローカル線でも短距離の電化されていないローカル線にはこういう蓄電池電車が普及していくほうが環境に優しいから電車の仲間として活躍してほしいものです。僕は蓄電池電車が増えていくほうがうれしいと思います。さらに交流電化区間で充電する蓄電池電車が登場してから全国各地の短距離ローカル線で蓄電池電車がますます増えていくようになってほしいです。

    • 大きな環境問題が有りまして、それは『蓄電池の寿命』です。
      HB-E200 や HB-E300 などでは、電池の寿命が来ても軽油発動機で列車を動かせます。
      でも DENCHA と ACCUM は「動けなくなる」ので交換が必要です。それが 1年間なのか10年間なのかわかりませんが相当の大きな廃棄物になると思います。

  4. 気動車はエンジン換装のメンテナンスが必要で大がかりです。なので今後は気動車に代わり増備されるでしょうね。