国産トラックのビジュアルも新たなレベル? カッコ良さと仕事目的が交わった新世代トラックとは
オート・サロン2026(TAS2026)」において、いすゞA&S株式会社(以下いすゞ)は、国産トラック「エルフミオ」のコンセプトモデルを複数出展しました。
カッコいいトラックは仕事でも使える
エルフミオは現行制度において普通免許でも運転できるため、新人ドライバーでも運送業界に就労したり、多くの人々がこのトラックを利用できるという特徴がありました。そのため、過去のコンセプトカーでは一般人への知名度を上げるために、仕事車というよりもイベントカーとしてのビジュアル性やストーリー性に重点が置かれていたのです。
以前のオート・サロンに出展された「エルフミオ・アウトドア・エディション」というコンセプトカーでは、荷台部分にテントを張ってキャンプに利用するというスタイルを提案したそうです。しかし、このコンセプトカーはビジュアル的に好評だった一方で、同時に「このスタイルで仕事に使ってみたい」(担当者談)という意見も多かったそうです。
この「クロススタイル・コンセプト」は、以前のコンセプトカーで好評だったビジュアルやテーマ性を世襲しつつも、トラック本来の目的である仕事車としての姿を全面的に押し出しています。
また、展示された車両自体はコンセプトカーですが、そこで使われているキャリアバーやアクセサリーパーツ類は今後一般販売を予定されており、このトラックはイベントカーなどではなく、エルフミオのユーザーが実際に選ぶことができるカスタムの選択肢ともいえます。
近年、トラックドライバー不足による運送業界や物流業界の問題はますます深刻なものであり、その解決方法は労働環境の改善や業務の効率化などさまざまな方法があるでしょう。
その一方で、トラックメーカーがオート・サロンのようなイベントで車自体の魅力をアピールして、トラック業界やドライバーという仕事に興味を持ってもらうということも、業界の改善の助力になるのかもしれません。





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