「初日の出」必ず見る方法、そのひとつJAL「成田発成田行き」の非日常な機内

ドラム缶100本分 普段はまず聞かない機内放送

 JALはこうしたフライトを成田発と羽田発で行っており(グループではほかの空港も)、成田は今回で9回目、羽田は8回目です。ただ初日の出を先に見られるのは、成田発の便とのこと。初日の出を、羽田発は南アルプス上空で迎えるのに対し、成田発はより東、すなわち太陽に近い千葉県館山市上空付近で迎えるからです。その代わり羽田発は、富士山と初日の出のコラボレーションが見られます。

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JL2911便の飛行経路図。まず館山市上空付近で初日の出を拝んだのち、富士山へ向かう(2017年1月1日、恵 知仁撮影)。

 機内放送ではそうした、羽田発よりこちらのほうが7分早く見られる予定といった話のほか、機長による「離陸重量は150t」「燃料はドラム缶100本分の2万リットルを搭載し3時間30分飛行可能」「JAL最長路線の成田~ニューヨーク線(約1万1000km)ではドラム缶500本分、10万リットルの燃料を搭載している」といった一般的な定期便ではまず聞けない、特別なフライトらしい内容も。かつての制服を着用した客室乗務員のサービスなどとあわせ、非日常感を高めてくれます。「左手には横浜ベイブリッジが見えます」といった案内も行われました。

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