空の「じゃじゃ馬」E-2C早期警戒機 パイロットが語るその特徴

青森から沖縄へ 「最前線」へ赴任したパイロットの心境とは

 第603飛行隊の小池隊長をはじめとする隊員たちは、日本の防空最前線である沖縄の地にて、警戒監視の要であるE-2Cを運用するその重責に、プレッシャーを感じることはないのでしょうか。

「もともと三沢にあった第601飛行隊をふたつにわけて、急きょ那覇に新編された第603飛行隊ですが、三沢から単身赴任している者もたくさんおりますし、そういう意味では大変なところもあります。私自身も寒い三沢から赴任し6ヶ月(インタビュー当時)になりますが、体は完全に沖縄になりました(笑)。国の代表として最前線で勤務できることは、自衛官として非常に誇りに感じます。第603飛行隊長としての勤務は、私の自衛官人生でも最も有意義な時間になるものと思います」(第603飛行隊長 小池裕晃2佐)

 第603飛行隊のじゃじゃ馬「ホークアイ」とその乗員5名は、いまこの瞬間も、領空に接近する国籍不明機がないか、その「鷹の目」を光らせ、沖縄の空にあります。

【了】

テーマ特集「【ミリタリー】「防衛最前線」 航空自衛隊・那覇基地」へ

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