零式艦上戦闘機の「零式」のナゾ どのようにつけられた? 「ぜろせん」or「れいせん」どっち?

日本海軍の傑作戦闘機として現在まで名前を残している零式艦上戦闘機。通称では「ゼロ戦」とも呼ばれるこの機体ですが、そもそもなぜ「零式」という名前が付けられたのでしょうか。

零式ってどんな経緯で着いた型番?

 日本海軍の傑作戦闘機として現在まで名前を残している零式艦上戦闘機。通称では「ゼロ戦」とも呼ばれるこの機体ですが、そもそもなぜ「零式」という名前が付けられたのでしょうか。

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初期型の零戦二一型は翼端が折り畳み式(画像:アメリカ海軍)

 この「零式」という表記は、当時使用されていた日本独自の紀年法である皇紀に由来します。大正以降の日本の兵器には、この紀年法が採用されていました。

 皇紀は1872(明治5)年に明治政府が制定したものです。『古事記』や『日本書紀』の記載から、日本の天皇の祖とされる神武天皇が即位した年を皇紀元年とし、そこから年を数えています。

 当時の軍用機や戦車などの名称には、採用年次の皇紀から下2桁を取った年号が付けられていました。零式艦上戦闘機の採用・運用開始年は1940(昭和15)年で、これは皇紀2600年に当たります。つまり下2桁を取って00式=零式となるわけです。

【画像】まだ国内にも残っている! これが、現存する零戦です

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