蘇った「特別な豪華寝台車」ついに公開! これぞ“現役時代の姿” 2両が再び連結、西武電車と共演!?

元・豪華寝台特急の客車「夢空間」が、東京都清瀬市の清瀬中央公園に移転し、2026年2月に一般公開が始まりました。

清瀬にやって来た「夢空間」

「夢空間」が「ららぽーと」で展示されていた頃は、「ダイニングカー」と「ラウンジカー」が別々の場所にありました。今回、清瀬での展示にあたり、「ダイニングカー」と「ラウンジカー」が連結され、現役時代に近い姿となりました。

 展示は屋外ですが、片側からは屋根がかけられ、ホームが設置されました。見学は2026年2月時点では外観のみですが、今後は車内も出入り可能として飲食ができるようになる見込みです。

 車両は北西向きに置かれているため、「ダイニングカー」を正面から撮影する場合は逆光となり、“顔”が暗くなってしまいます。冬は逆光の時間帯が長くなりますが、夏の夕方は顔の方にも日が回るのかもしれません。

「ららぽーと」時代は、特に「ダイニングカー」が雨ざらしの状態で展示されていたため車体の傷みが目立っていました。今回の展示に際して車体が補修され、現役時代の姿を取り戻しています。

 清瀬中央公園は西武池袋線の線路沿いにあります。清瀬駅から秋津駅方面へ線路沿いに15分ほど歩いた場所です。西武線の車窓からも南側に一瞬だけ見えます。

もう一つの「夢空間」

 今回、清瀬に来た「夢空間」は2両ですが、残り1両の「デラックススリーパー」も現存しています。車内は最上位の「エクセレントスイート」1室と「スペーリアツイン」2室で構成。いずれも2人用の寝台個室です。

 この車両は2011(平成23)年に廃車された後、木場(東京都江東区)にあるフランス料理店で活用されており、沿道の三ツ目通りからも見ることができます。

【3両とも健在】「夢空間」それぞれの展示状況を見る(写真)

Writer:

1974年東京都生まれ。大学の電気工学科を卒業後、信号機器メーカー、鉄道会社勤務等を経て、現在フリー。JR線の2度目の「乗りつぶし」に挑戦するも、九州南部を残して頓挫、飛行機の趣味は某ハイジャック事件からコクピットへの入室ができなくなり、挫折。現在は車両研究が主力で、技術・形態・運用・保守・転配・履歴等の研究を行う。鉄道雑誌への寄稿多数。資格は大型二種免許を取るも、一度もバスで路上を走った経験なし。

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