ハスラーいいよね~←「え、どっちの!?」 クルマとバイク「同姓同名車」たち メーカーの意図は?

クルマやバイクの話で「どっちの?」となることがあります。実は、同じメーカー内で四輪と二輪に同じ名前が使われる例は少なくありません。スズキ「ハスラー」もそのひとつ。なぜ同じ名前が使われるのでしょうか。

まだまだあるぞ! ホンダは「同名モデル」の宝庫!?

●ホンダ「セイバー」「ストリーム」

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1985年発売の四輪モデルのインテグラ。キャッチコピーは「カッコインテグラ」だった(画像:ホンダ)。

 ホンダの同名モデルはまだあります。1982(昭和57)年に発売されたスポーツクルーザーモデル「VF750セイバー」は、一部から評価を受けつつも短命に終わった一台でした。この「セイバー」の名は、1995(平成7)年発売の四輪高級セダンに採用されました。しかし、クルマの「セイバー」も10年足らずで生産終了となっています。どちらも素晴らしい仕上がりのモデルでしたが、名前の持つイメージが販売に影響したのかもしれません。

 また、1981(昭和56)年に前1輪・後2輪という斬新な構造で発売されたバイク「ストリーム」も、個性的なモデルとして一部ファンから今なお熱い視線を受けるモデルですが、1983(昭和58)年に生産を終了。その17年後の2000(平成12)年、ミニバンタイプの四輪車として「ストリーム」が登場しました。こちらはヒットに恵まれ、日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、バイクのストリームとは比較にならないほどの高評価を受けました。

●「インテグラ」は4つある!?

 ホンダの同名モデルの中でも、極めつけと言えるのが「インテグラ」です。なんと4種類もの同名モデルが存在します。

 一番最初に「インテグラ」の名を冠したのは、1982(昭和57)年発売の「CBX400Fインテグラ」でした。1984(昭和59)年まで販売された隠れた名車ですが、驚くべきことに販売中の1983(昭和58)年には「VT250Fインテグラ」を発売します。「CBX400F」「VT250F」ともに、「インテグラ」はカウルを装備した仕様で、ハイグレードモデルといった意味合いがあり、ここでの名称の重複は大きな問題ではなかったようです。

 しかし、ホンダはこの語感をよほど気に入っていたのか、1985(昭和60)年には四輪のクーペおよびセダンのモデルに「インテグラ」と命名し発売。「カッコインテグラ」というダジャレを用いたキャッチコピーも話題になりました。

 クルマの「インテグラ」は、日本では2007(平成19)年まで22年間のロングセラーとなりましたが、海外仕様車では今なお現役で生産されており、ホンダの四輪ヒットモデルのひとつになっています。

 そして、クルマの「インテグラ」が日本市場から姿を消してから5年後の2012(平成24)年、またもやバイクの「インテグラ」が登場します。

 ホンダが新たに生み出した「ニューミッドシリーズ」というコンセプトのひとつとして発売された、700ccモデルのバイクです。2014(平成26)年には750ccまで排気量を拡大させるなど、ホンダの力の入れようが伝わってきましたが、2016(平成28)年に生産終了となりました。

【見た目は当然違います】同名バイク&クルマを写真で見る(画像)

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