東名高速の新IC「横浜上瀬谷」都市計画素案まとまる 広大な再開発エリアへ直結 “ランプが見えない”線形に!?

東名高速の新ICの都市計画素案がまとまりました。

東名高速の新ICはどこにできる?

 横浜市が2026年3月、「旧上瀬谷通信施設地区と東名高速道路を直結する新たなインターチェンジ整備事業に関する都市計画市素案説明会」を地元の瀬谷区と旭区で開催。その資料をウェブサイトで公開しています。

Large 20260319 01

拡大画像

東名下り線の横浜町田-綾瀬SIC間。中間に新ICが設けられる(乗りものニュース編集部撮影)

 このICは2027年に開催される「GREEN×EXPO2027」(2027年国際園芸博覧会)の会場、旧米軍上瀬谷通信施設と東名高速を直結します。実質的なICランプ部にあたる「横浜上瀬谷インター線」約840mと、そこから再開発地区の東端まで通じる「上川井瀬谷3号線」約910mからなります。

 東名高速との接続点は、横浜町田ICから名古屋寄り約1.5kmほどの位置となる見込みで、東京方面・名古屋方面に乗り降りができるICとして整備されます。なお、IC名は決定していませんが「横浜上瀬谷インター線」の名称からして「横浜上瀬谷IC」となる可能性があります。

 本線から分岐する4本のランプは、いずれも再開発地区の「農業振興地域」ゾーンの地下をくぐり環状4号線と立体交差。地上の料金所を経て、環状4号線の東側に並行して整備される「上川井瀬谷1号線」に接続します。

 いったん地下を通るのは、農業振興地区の営農環境への影響を極力少なくする設計とされます。こうした構造のため、東名の本線を高架橋でまたぐのはBランプ(上り線出口ランプ)のみで、Aランプ(上り線入口ランプ)は東名本線を地下でくぐり、そこから高度を上げて東名上り本線に取りつきます。再開発地区側の下り線ランプ2本は切土から地下トンネルへ入るので、“外からはランプが見えづらい”ICになりそうです。

 そして新ICの料金所は上川井瀬谷3号線の地上に設けられます。ここは再開発エリアの「物流地区」に面し、「高速道路インターチェンジからの直結路により自動運転トラックの受入れを可能とする」新たな物流施設が設けられる予定です。この施設は2027年秋以降の着工、2031年頃の竣工が予定されています。

 約242ヘクタールと広大な旧上瀬谷通信施設の再開発は、他にも観光・賑わい地区、広域防災拠点を含む公園地区、農業振興地区などにゾーニングされています。それぞれの機能を最大限発揮するために新ICの整備が位置づけられています。

 なお、一般道のアクセス道路となる上川井瀬谷1号線からは「八王子街道」、ならびに国道16号「保土ヶ谷バイパス」の上川井ICがすぐです。このため、保土ヶ谷バイパスが接続することで東名でも屈指の混雑ICとなっている横浜町田ICの代替としても使えるかもしれません。

 市は今回の新ICにかかる2つの都市計画道路について、2026年度中の都市計画決定を目指すとしています。

【え、ランプほぼ地下!?】これが「東名の新IC」の全貌です(画像29枚)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  2. 海自の潜水艦が発射した魚雷が「揚陸艦へ突進」 雷跡を上空から捉えた珍しい写真が公開される
  3. 片山さつき大臣「実態調査はじめます」 街のクルマ屋の「保険代理店打ち切り」問題に新局面 ビッグモーター事件の余波に再び切り込む!
  4. 「海自最大の護衛艦」と「世界最大級の軍艦」が洋上で並んだ! 圧巻の編隊航行を上空から捉えたショットが公開
  5. 海自艦がロシア海軍の「超静かな潜水艦」を確認!浮上航行する姿を捉えた画像を防衛省が公開
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  3. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開