渋滞回数9割減、企業立地や観光活性化にも貢献 新東名愛知区間、延伸から1年の効果

新東名高速の浜松いなさJCT~豊田東JCT間が2017年2月で開通から1年を迎えます。これにあわせ、同区間開通による効果が発表されました。

所要時間が短縮、企業立地も進展

 新東名・浜松いなさJCT~豊田東JCT間の開通により、渋滞の発生回数は開通前(2015年2月15日~2016年1月4日)の381回から、開通後(2016年2月14日~2017年1月4日)は9割減の26回に。御殿場JCT~豊田JCT間は東名経由の約216km、約145分から、新東名経由の約205km、約123分になり、定時性向上と所要時間短縮が実現。物流事業者からの「ドライバーの負担が軽減した」といった声も取り上げられています。

 新東名沿いの内陸部では工業用地の開発、分譲により、東名沿いでは渋滞緩和を見込み、工場などが進出。2路線沿いで2012年1月から2016年6月までの期間に富士市で25件、浜松市で58件など合計223か所の立地がありました。検討会議は「沿線市町では、従業員数が増加するなど、地域産業の活性化に寄与」しているといいます。

 このほか、通行止めや集中工事時の迂回路としての機能も発揮。また、新東名開通をPRした結果、静岡県から岐阜県下呂市を訪問した宿泊者数が、開通前から5割増の約1万6000人に伸びたとしています。

 ちなみに、未開通区間である海老名南JCT~御殿場JCT間は、2020年度までに順次開通する予定です。

【了】

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