バスの「降車ボタン」を押し忘れたらどうなる? 運転士の構造と“光らない”最新ボタン

バスを降りる時に欠かせない「降車ボタン」ですが、もし押し忘れてしまったらどうなるのでしょうか。実は、運転席には合図を逃さない仕組みや最新のAI監視技術があります。その驚きの裏側とはどのようなものなのでしょうか。

光らない降車ボタンも登場!

 最近のバスでは、車内設備もさらに進化しています。その一つが「無線式」の降車ボタンです。

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降車ボタンも進化している。画像はイメージ(画像:写真AC)

 これまでは壁の中に配線を通す必要がありましたが、無線式は配線が不要なため、車内への設置の自由度が格段に高まっています。

 この無線ボタンはアンテナを含む受信器と通信しており、これまでの有線式とは少し異なる挙動をします。有線式のボタンは押すとボタン自体が光りますが、無線式の場合はボタンそのものは点灯せず、代わりに運転席や車内前方の表示器に「押されたこと」が表示される仕様です。見た目には光らなくても、しっかりと運転士の手元には合図が届いているのです。

 さらに最新の技術として、AIを用いた「安全監視システム」の実証実験も行われています。

 情報通信・自動車などの事業を展開するフジクラの実証では、車内カメラの映像をAIで解析し、「着席前」や「着席完了」、さらに「走行中に立ち上がった乗客」といった状態を検知して、結果を運転席付近へリアルタイムに表示するとされています。

 これは「次に降りたい」という意図を判別するためのものではなく、あくまで走行中の起立状態を検知し、急ブレーキなどによる転倒事故を防ぐための安全対策としての役割を持っています。

 このように、バスには降車合図を確実に受け取り、車内の安全を守るための様々な技術が隠れています。

 それでも、車内での転倒を防ぎ、スムーズに乗り降りするためには、乗客が早めにボタンを押して意思表示をすることが鉄則であることに変わりはありません。最新技術の裏側を知ると、いつものバス移動が少し違った視点で見えてくるでしょう。

【好きなだけ押せます!】東急バス公式の「降車ボタンキット」です(写真)

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コメント

1件のコメント

  1. ガキの頃降車ボタンと整理券が大好きで運転手を困らせてた奴いない?

    終点でもボタン押したり自分は降りないけど他に降りる人いたら早押しで押したり。整理券なんかは運転手さんの粋な計らいで発見機分解して中のロール紙見せてもらった事ある。

    今だったら単なる迷惑行為だけど当時は違った。いい時代だった。

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