「“ゆりかもめ”じゃん」 西武新型レオライナーにそっくりの声!? 親子席や車内展示に乗客の反応は?
西武山口線「レオライナー」の新型車両L00系(れおけい)が、2026年3月27日に営業運転を開始しました。どのような形で利用者に受け入れられているのか、実際に乗車して確かめてみました。
「新交通ゆりかもめ」とそっくり?
乗車した日は、営業運転開始2日目の日中で、ちょうど西武ドームで「埼玉西武ライオンズvs中日ドラゴンズ」の試合が開催されている最中でした。
試合は終わっていないものの、すでに球場を後にする人々が西武山口線に流れてくるといった状況です。西武山口線も列車を増発して対処していましたが、まだ混雑するほどでもありません。乗車した列車は座席がちょうど埋まるくらいの乗り具合でしたが、先頭車の運転席背後だけは、前の景色を見る乗客で混み合っていました。
新型車両が就役したばかりということで、撮影や乗車を楽しむファンの姿もありましたが、電車のファンよりも野球のファンの方が圧倒していました。西武山口線のホームや通路には新型車両をPRする横断幕が各所にありましたが、これを見て一言「『ゆりかもめ』じゃん」という声も聞こえました。
実際、手持ちの写真で新交通ゆりかもめの車両を見てみましたが、外観というよりも色使いが似ています。外観で「似ている」と判断するならば、西武山口線やゆりかもめと同じく新交通システムを採用している東京都交通局日暮里・舎人ライナーの車両の方が似ているのかもしれません。
実のところ、ゆりかもめ7300系、日暮里・舎人ライナー330形、西武L00系とも車両メーカーは三菱重工で、外観や内装の基本的なデザインはGKデザイン総研広島が担当しています。メーカーもデザイナーも同じとなると、必然的に似てしまうのかもしれません。
しかし、ゆりかもめ7300系と日暮里・舎人ライナー330形は、扉が片側2か所にあり、運転台が進行方向右側にあるのに対し、西武L00系は扉が片側1か所で、運転台が進行方向左側にあるといった違いがあります。
L00系は2027年度までに3編成が登場する計画ですが、車体の配色やショーケースの展示品は編成ごとに変わります。
配色のデザインは西武鉄道・西武ライオンズ・西武園ゆうえんちの社員が集まって検討したもので、第1編成は西武ライオンズをイメージしたデザインです。
2026年度に運行開始予定の第2編成は、夜空のようなネイビーブルーのカラーリングに西武園ゆうえんちの人気イベントである花火やイルミネーションをイメージしたラッピングが採用されます。
Writer: 柴田東吾(鉄道趣味ライター)
1974年東京都生まれ。大学の電気工学科を卒業後、信号機器メーカー、鉄道会社勤務等を経て、現在フリー。JR線の2度目の「乗りつぶし」に挑戦するも、九州南部を残して頓挫、飛行機の趣味は某ハイジャック事件からコクピットへの入室ができなくなり、挫折。現在は車両研究が主力で、技術・形態・運用・保守・転配・履歴等の研究を行う。鉄道雑誌への寄稿多数。資格は大型二種免許を取るも、一度もバスで路上を走った経験なし。





車両メーカーが三菱重工である新交通システムの車両は他にも埼玉新都市交通ニューシャトルの最新型車両2020系と広島高速鉄道アストラムラインの最新型車両がある。L00系は広島高速鉄道アストラムラインの最新型車両寄り。埼玉新都市交通ニューシャトルの最新型車両2020系と広島高速鉄道アストラムラインの最新型車両は側面が六角形で似ている(L00系はまっすぐ)。広島高速鉄道アストラムラインの車両広島東用カープのラッピング走って欲しい。