JR四国の新型特急車2600系 「革新的車両」の名、四半世紀を越え受け継ぐ

「四国横断実験」という車両

「気動車での制御付き自然振り子装置」という「世界初の技術」を実現するため、2000系はまず試作車が製造されました。1989(平成元)年、その試作車による営業運転が始まり、テストの結果、翌1990(平成2)年に2000系の量産がスタート。続々と登場する2000系が、JR四国の特急列車を“進化”させます。

 この2000系試作車には「Trans Shikoku Experimental」(四国横断実験)、略して「TSE」という愛称が与えられました。

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「TSE」の愛称が前面左上に書かれているJR四国2000系特急形ディーゼルカーの試作車。2017年2月現在も営業運転に使用されている(2013年9月、恵 知仁撮影)。

 2000系試作車「TSE」の登場から30年近くを経てこのたび姿を現した、JR四国の完全新型ディーゼル特急車2600系のキャッチコピーは「TRANS SHIKOKU EXPRESS」。略すと「TSE」です。JR四国の担当者は、2000系試作車「TSE」を意識して与えたものと話します。

 2017年秋にデビュー予定の2600系は、老朽化した2000系の置き換えが導入の目的ですが、去りゆく2000系の功績は、2600系が未来へ引き継ぎます。

【了】

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