開通した「府中-所沢」の新ルート「なんでこんなに詰まってるの…?」 顕在化する「超絶ボトルネック」の大渋滞 “埼玉が食い込んでる”地とは!?
埼玉県所沢市との境目から東京都清瀬市へ開通した「新東京所沢線」。並行区間の行き来はとてもラクになりましたが、別の場所で渋滞が顕在化しています。渦中の交差点は、非常に珍しい“見えない特殊事情”を抱えています。
新規開通区間とは別の場所で「なんでこんなに詰まってるの?」
日曜の夕方、所沢方面から新東京所沢線・新小金井街道を通ってみました。
西武池袋線をアンダーパスしてしばらくすると、車列の動きが止まりました。その後も進みはゆっくりで、同乗者も「なんでこんなに詰まってるの?」と漏らしましたが、結局、松山三丁目交差点を通過するまで、500m強に6分以上を要しました。
松山三丁目交差点は、小金井街道に新小金井街道がナナメに交わり、さらにその南東の脇に「水道道路」が接続する“変則5差路”となっています。そのいずれも交通量が多いため、青信号がどの方向も短いことが「動かない渋滞」の原因です。小金井街道、水道道路ともに長い車列ができており、逃げ場のないボトルネックとなっています。
「あそこ(松山三丁目)はいつも渋滞しているので近づかないです。事情を知らない人は、なぜ渋滞しているのか分からないですから、相当ストレス溜まると思いますよ」――東久留米市に住むという40代男性はこう話しました。この「3路線ブロック」の状態は昔からだというのです。
解決策はいずれかの路線を立体化するしかないとも思えますが、この交差点の特殊性からすると、難しいようにも感じます。
というのも、松山は清瀬市の地名ですが、この交差点の北側は清瀬市、南側は東久留米市で、さらにそのあいだ、新小金井街道と水道道路に挟まれて「埼玉県新座市」が鋭角に食い込んでいます。この交差点東側の横断歩道を渡るだけで、都県境を2度横断するという類を見ない場所なのです。
現状で新小金井街道、小金井街道とも拡幅の余地はありませんが、もし拡げようとすると埼玉県に食い込んでしまいかねず、調整は難しいのではないでしょうか。
別の日に南から小金井街道を北上して松山三丁目交差点に差し掛かると、新小金井街道へ向かう右折レーンはビッシリ渋滞でしたが、直進レーンはなんとか通れる、といった具合でした。清瀬橋では新東京所沢線の開通後、従道路となった小金井街道から合流する交通も相変わらず多いのですが、松山三丁目交差点の右折待ちに耐えかねて、従来ルートである清瀬駅前の踏切を通ってきているクルマもありそうです。
また、松山三丁目より南側の新小金井街道は、西武新宿線の踏切(当初はJR中央線の踏切も)が残る小金井街道に対し、鉄道と立体交差するバイパスとして作られましたが、実態は小金井街道とあまり変わらない信号の多さと車線数で、速達性には劣ります。「清瀬―小金井ー府中」の周辺で南北を横断する道はこの2路線しかないことから、どちらも混んでいます。





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