井川線、2年半ぶり全線開通 アプト式機関車3重連や復刻色企画も 大井川鐵道

井川線の全線運転再開にあわせ、2017年3月18日、大井川鐵道が記念イベントを開催。電気機関車3重連による運転やディーゼル機関車の復刻色導入などを企画しています。

電気機関車3重連で汽笛聞き比べも

 アプトいちしろ(11時01分発)~長島ダム間では電気機関車3両をつなげての重連運転を実施。通常は1両もしくは2両での牽引ですが、このときは特別に在籍する3両すべてが使用されます。「機関車ごとに違う汽笛の音色(スイス、日本)もお楽しみください」(大井川鐵道)とのことです。

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電気機関車2両の重連運転で井川線のアプト区間を走る列車(画像:大井川鐵道)。

 なお、アプトいちしろ~長島ダム間は、現在の日本で唯一、機関車の歯車と線路の歯型レール(ラックレール)をかみ合わせ、急坂を登り降りする「アプト式」を採用している区間です。

 当日はこのほかにも、井川ビジターセンター(静岡市)での地域芸能「井川神楽・井川小唄」の披露や朝倉さやさんのミニコンサート、また、千頭駅前軽トラ市や長島ダムツアーなども行われる予定です。

【了】

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