「春だから大丈夫」は“地獄”への片道切符!「愛犬をクルマに置き去り」が“最悪の行為”となるメカニズム
春の穏やかな気候でも、車内は50℃近くまで温度が上昇することがあります。連休シーズンは特に、子どもだけでなく、より暑さに弱いペットを車内に放置することの危険性について、改めて確認が必要です。
犬は暑さに弱い
ドイツのハノーファー獣医大学が発表した記事によると、犬は人間と異なり体温調整機能が限られるため、熱い車内での放置は危険であると解説しています。
犬は汗腺が足の裏にしかなく、主に呼吸(パンティング)によって体温を下げます。しかし、気温が28℃を超えるとその冷却機能は限界に近づきます。体温が41℃を超えると重度の熱中症となり、43℃以上では致死的な状態に陥ります。激しい呼吸や嘔吐、下痢(血便を含む)、痙攣や意識障害などの症状が現れ、重度の場合の死亡率は50%を超えるとされています。仮に助かった場合でも、腎障害などの後遺症が残る可能性があります。
エンジンをかけてエアコンを作動させていれば安全だと考える人もいますが、エンジン停止や機器の故障といったリスクは常に存在し、安全が保証されるわけではありません。実際に、こうしたトラブルが原因で車内に残された動物が死亡した事例も報告されています。つまり、エアコンの使用は安全対策としては不十分であり、「車内に残さないこと」以外に確実な対策はないのです。
楽しい旅行を台無しにしないためにも、そして大切な家族であるペットを守るためにも、車内に残すという選択は絶対に避けるべきです。





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