やっぱ「第三の東名」なの? 29kmの長大国道バイパス「厚木秦野道路」いまどうなってる? 課題だらけの246号が“よくなる日”は来るのか

国道246号の長大バイパスとして計画されている「厚木秦野道路」、今どうなっているのでしょうか。「第三の東名」とも思える線形ですが、何にも増して国道246号現道の課題が大きい区間です。

工事はどこまで進んでいる? 未事業化区間ができなきゃ「第三の東名」にならず

 厚木秦野道路はぜんぶで5つの区間に分かれており、2026年現在、事業中の区間は3つ。起点の圏央厚木IC付近から続く「厚木地区」3.6kmと、伊勢原大山IC前後の「伊勢原地区」4.8km、それに続く「伊勢原西-秦野中井」区間5.2kmです。

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国道246号善波峠。かなりノロノロの渋滞が繰り広げられる(乗りものニュース編集部撮影)

 工事が目に見えて進んでいるのは厚木地区で、圏央厚木ICから国道129号へのアクセス道路の“その先”を建設しています。中津川とその前後の低地に橋脚や盛土が構築中で、低地を一気にまたぎます。さらに西側の国道412号との接続点に「厚木北IC」(計画中のIC名は全て仮称)ができます。

 そこまでが事業中区間ですが、そこから「伊勢原地区」までの7.4kmは未だ事業化されていません。もしここまでできれば、圏央道と東名が交わり常に混雑する「海老名JCT」周辺をまるごと回避して、新東名の伊勢原大山ICに迂回するルートにもなりそうですが、実現はまだまだ先です。

 伊勢原地区はすでに、伊勢原大山ICのアクセス道路として県道603号の「西富岡バイパス」1.9kmがほぼ4車線で開通していますが、厚木秦野道路はこれに並行する道路として用地が確保されています。ただ、厚木秦野道路は現在のところ暫定2車線で整備されているので、ここでは県道バイパスにスペック負けするかもしれません。県道バイパス終端部から先は、厚木秦野道路の単独区間として、鈴川を渡る橋が架設済み。そして、それに続く「伊勢原第一トンネル」の建設が進んでいます。

 この伊勢原区間は最終的に、善波峠の東側で国道246号と接続する「伊勢原西IC」までとされていますが、鈴川の橋梁と伊勢原第一トンネル以外はまだ工事着手していません。のどかな風景が広がる伊勢原市比々多地区の集落のはずれの山間部に、厚木秦野道路の用地が杭で囲まれているものの、山に阻まれてその全容を伺うことはできません。

 伊勢原西IC-秦野中井IC間をつなぐ「伊勢原西-秦野中井」区間の工事は未着手の状態。そして秦野中井IC以西は事業化もされていません。29.1kmもの大規模国道バイパスは、ほんの一部、工事を進めているという状態に留まります。

【確かに第三の東名…?】これが「厚木秦野道路」の全貌と“現場の様子”です(地図/写真

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コメント

1件のコメント

  1. 要らない道路

    道路ばかり作って、未来永劫税金で面倒を見なければならないという事がわからないのか?

    いまある道路を拡張や整備をすることの方が有要だ。

    今どき、自転車の問題もでてきているし、もう新しい道路が必要な時代ではないよ。

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