「暖機運転は必要ありません」本当か? 今も一定いる“儀式のように行う人”実際どうなの?

クルマのエンジンをかけた後、すぐに走り出しますか? それともしばらく待ちますか? いわゆる「暖機運転」ですが、現代のクルマにおいても本当に必要なのでしょうか。

現代のクルマに「暖機運転」は必要?

 かつてクルマに乗る際は、エンジンを掛けてからしばらく発進せずに待つ「暖機運転」を行うことが必須の“儀式”でした。今ではあまり見かけなくなりましたが、果たして現代のクルマは、本当に暖機運転をする必要がなくなったのでしょうか。

Large 20260504 01

拡大画像

かつては必須だった暖機運転だが、今も必要なのだろうか(乗りものニュース編集部撮影)

 暖機運転は、クルマを最後に走らせてからある程度の時間が経過し、エンジンの各部が完全に冷え切っている時に行うもの。人体に例えて説明するなら、運動を始める前の準備体操やストレッチ、ランニングなどのウォームアップのようなものでしょう。

 特に、昔はクルマのメカニズムが高度でなく、かつ各部品の工作精度も今より低かったため、暖機運転によってエンジン本体やオイル、冷却水などを適温まで暖め、回転を安定させる必要がありました。

 また暖機運転のやり方については、儀式のように時間をかけてやる人、比較的すぐに発進し、穏やかに走らせながら各部に熱を入れる人など、人によって行程に違いが多く、しばしばクルマ好きの間で議論のタネになることもあります。

 では、暖機運転は現代のクルマでも行う必要があるのでしょうか。また必要であるなら、どんな温め方が適切なのでしょうか。

 まず、暖機運転が全く不要になったかと言うと、そんなことはありません。しかし、電子制御の燃料噴射装置が当たり前になった今日のクルマでは、あまり長時間の暖気は必要がないでしょう。とはいえ、現行車でも排ガスの浄化を適切に行うため、多少の暖機運転によって冷え切った触媒を活性化させる必要があります。

 そこで春~秋の季節にかけては、アイドリング回転のまま30秒、長くても1分ほど待つほうがいいでしょう。そうすればエンジン各部にもオイルが巡り、温度も徐々に適温へと向かっていくと思います。

 その間にシートベルトを締め、ナビのセットなどを済ませておけば、1分はあっという間のはずです。現代の一般的な乗用車の場合、そこまで経てばおおむね適切に暖機運転ができたと言ってもいいでしょう。

【画像ギャラリー】現代の「正しい暖機運転」のやり方を写真で見る

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス