乗ったまま「洗車&転車台」 幻の「国鉄未成線」をゆく! 静岡の“応援鉄ツアー”が濃すぎた

「応援鉄ツアー」の2日目は、遠州鉄道と天竜浜名湖鉄道を巡り、国鉄佐久間線の遺構も見学しました。貸切列車への乗車や車両の洗車体験など、ツアーならではの特別な体験が満載です。

遠州鉄道の全線を走破

 2026年4月11~12日、大鉄アドバンス主催による「応援鉄ツアー」が開催されました。被災した鉄道や利用者の減少に悩む各地の鉄道を乗って応援する趣旨のツアーで、大井川鐵道の名物広報として有名な山本豊福さんが全行程同行します。

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1925(大正14)年生まれの電気機関車「ED28 2」。昨年、生誕100周年を迎えた(和田稔撮影)

 今回の舞台は地元静岡県。「県内交通事業者を乗って応援! 未成線も探訪」と銘打たれた第7弾、地元愛にあふれた企画に密着しました。今回は2日目(4月12日)です。

【2日目旅程】新浜松駅―(遠州鉄道)―遠州西ヶ崎駅・西鹿島駅―(天竜浜名湖鉄道)―天竜二俣駅―(貸切バス)―国鉄佐久間線遺構―(貸切バス)―新所原駅―(天竜浜名湖鉄道の貸切列車)―掛川駅

 2日目は遠州鉄道新浜松駅からスタートです。高架化された駅を見ながら、昔はスイッチバックしていたこと、遠鉄といえば赤色などの話題で盛り上がるのは、さすが鉄道旅へのアンテナが高い参加者たち。朝から話題が尽きません。

 途中の遠州西ヶ崎駅では、途中下車して遠州鉄道の榊原工務区長に大正生まれの電気機関車「ED28 2」について解説してもらう予定です。見える場所にあるかどうかは運次第とのことで、ドキドキしながら電車を降りると……青く小さな電気機関車がたたずんでいます。車両は運用の都合でどこに止まるか変わってきますが、この日は運が良かったようです。

 機関車の解説をしてもらった後は、参加者から質問の嵐。遠州鉄道の車両、設備など気になることはたくさん。そしてその疑問を解決してくれる専門家の回答。鉄道がより一層身近になったようです。遠州西ヶ崎から西鹿島への車中は、解説いただいた内容を反芻(はんすう)しながらの「学びの場」ともなりました。

【写真】扇形庫や遺構、「工」マークを見る

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