「え、間違えてる?」運賃が“隣駅より安い”逆転現象とは? “2倍以上遠い駅のほうが安い”ってナゾすぎる!?
一般的には運賃計算上で最も安い区間は隣駅ですが、JRの場合はそうとも限りません。とある“特例”によって、隣駅よりも乗り換えを重ねた数駅先の方が安いパターンが存在します。
通過する「隣駅」がポイントに?
冒頭の羽沢横浜国大駅からの運賃は、武蔵小杉駅や羽沢横浜国大駅が東海道本線の支線上に位置していることによる特例が影響しています。
横須賀線が品川~横浜間で経由する通称「品鶴線」や、JR・相鉄直通線の運賃計算上の起終点は、「鶴見」に設定されています。
JRと相鉄の直通列車はJR貨物線を使用しており、実際には停車しないものの鶴見駅を経由します。つまり運賃計算上、羽沢横浜国大の隣駅は、約8.8km先にある鶴見とみなされるのです。
このため、「羽沢横浜国大~武蔵小杉」の1駅(約16.6km)が341円である一方、「羽沢横浜国大~武蔵小杉~(横須賀線)~横浜~(京浜東北線)~鶴見」という約38.6kmの移動では、横須賀線および京浜東北線の乗車区間が運賃計算に含まれない特例が適用され、209円で利用できます。
他方、新子安駅や東神奈川駅までの運賃は前出のとおり253円です。羽沢横浜国大駅から上記の乗り換えルートでいくと、両駅とも横浜駅寄りで「鶴見より近い」はずですが、これも「運賃計算上は鶴見のほうが近い」からです。ちなみに、鶴見駅を起点とする鶴見線の各駅も、羽沢横浜国大駅から209円~253円などとなっています。
このような特例は、今回紹介した区間以外にも存在します。横須賀線やJR・相鉄直通線に関する運賃の扱いについても、さまざまなパターンが設定されています。





1ページめの羽沢横浜国大−鶴見間が290円になっています…
ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。