2026年度全通の「東関東道」じつは“側道”も国道バイパスに!? ただし「ちょっとだけ」できたらどうなる?

2026年度は東関東道の茨城区間が全通する予定です。実は、その「側道」の一部も、国道バイパスになります。

東関東道の「側道」=「国道バイパス」ただし一部だけ?

 千葉と茨城を結ぶ「東関東道」の茨城県内の未開通部30.9kmが、2026年度の全線開通を目指して建設中です。現在の終点である潮来IC(潮来市)から先の区間で、北側にあたる行方(なめがた)IC~鉾田IC間7.9kmが2026年半ばに、南側の潮来IC~行方IC間23.0kmが年度内にと、2度にわけて開通する見込みです。

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東関東道の潮来IC。右奥が建設中区間。2025年(乗りものニュース編集部撮影)。

 実は、この東関東道の一部に沿って、地上の一般部となる「国道のバイパス」も建設が進んでいます。それが国道51号「潮来バイパス」です。

 潮来バイパスは、JR鹿島線と国道51号に沿って形成されている市街地を避ける新ルートとして計画されており、現在事業化されているのはJR延方駅前後の2.5km。うち1.3kmは2002年に県道(潮来佐原線)として4車線で供用されています。

 潮来IC以北の東関東道の建設中区間は、この開通済み区間の終端で向きを北から北西に変えます。そこで、東関東道の高架・盛土部に沿う地上の一般部として、国道51号現道との交差部まで潮来バイパスの残り1.2km区間を整備しているのです。

 事業化されたのは2005年度。こちらの開通見込みは示されていませんが、2023年3月段階で事業進捗率は約89%とされており、かなりできてきています。

 県道潮来佐原線として供用済みの区間は、潮来ICから北へ延び、国道51号現道と並行する「新神宮橋」に直結して北浦を渡り、鹿嶋市内のメルカリスタジアム(鹿島サッカースタジアム)前を通って水戸方面に通じる幹線ルートを形成しています。これに対し潮来バイパスの新区間は、潮来市の東西を移動する主にローカルな交通に対して、延方駅付近の市街地を避けるルートを形成するものとなります。

 なお、潮来バイパスは全体では7.3kmが計画されていますが、事業区間より西側はまだ事業化されていません。このルートも一部、東関東道とルートが重複していますが、現時点では東関東道の本線のみが暫定2車線で作られています。

【ここか!】これが東関東道の側道=「国道バイパス」です(地図/写真)

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