なぜ「ドクターイエロー」後継車両は黄色じゃない? 通常の“白い車体”になる理由とは JR東海に聞く
JR東海は「ドクターイエロー」の後継車両「ドクターS」を2026年10月から投入します。詳細について、JR東海に聞きました。
「営業列車であることが分かる」車体カラーに
――「ドクターS」は「ドクターイエロー」の役割を受け継ぐ車両ですが、なぜ人気を集めた「ドクターイエロー」のように車体を黄色にしなかったのでしょうか?
検測機能を搭載しつつ、営業車両として運転する列車であることから、ご利用のお客様にとって営業列車であることが分かるように、車体のベースの色は他の新幹線車両と同様、白色ベースのままとしました。
――「ドクターS」の車内は現行のN700Sと同じでしょうか?
車内の座席数・配置などは現在走行しているN700Sと同じです。
――「ドクターS」の正式な形式名や編成記号はどうなるのでしょうか?
正式な形式名は、N700S系0番代となります。編成の記号は現行車両と同じ「J」となります(J60、J61、J62、J64)。
――なぜ4編成も製造するのでしょうか?
内訳は施設関係2編成、電気関係2編成です。2編成のうち1編成が長期にわたる検査(全般検査など)に入った場合でも、検測を継続できるようにするためです。
――「ドクターS」は通常のN700Sと区別して運行ダイヤを公開する予定はあるのでしょうか?
他の営業列車と同じく、東京~博多間を運行し「のぞみ」「ひかり」「こだま」として運転します。そのため、運行ダイヤを特別に公開する予定はありません。
※ ※ ※
「ドクターイエロー」は検測専用車両、「ドクターS」は検測機能を搭載した営業車両という違いが、車体カラーにも反映された形です。「ドクターS」の車体カラーが営業車両と同じであれば、乗っていい車両なのか乗客が戸惑うこともありません。
なお、「ドクターS」は2026年度から投入されるN700Sの3次車にあたり、日本車輛と日立製作所の双方で製造するとのこと。この3次車は、パンタグラフへの飛来物付着などを検知して運転士や指令所の係員に通知する機能が設けられるほか、車両データ伝送機能の強化などが図られます。





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